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トップメッセージ 2015年07月号(Vol.454)

社長 松本正義

「17VISION」の中間見直し

5月26日に、当社の中期経営計画である「17VISION」(以下、17V)の中間見直しを発表致しました。

17Vは2013~2017年度の5カ年計画で、数値目標としては「売上高3兆円、営業利益1,800億円、ROA(※1)9%」を掲げておりました。しかし、その前の5カ年計画(12V)の時に、リーマンショック、超円高、東日本大震災など、一企業ではコントロールし得ない外部環境の大きな変化を経験した反省もあり、17Vについては当初から、立案後の環境変化などを考慮して中間でレビューすることにしておりました。

その結果、為替など外部環境の変化やここまでの業績推移なども勘案し、数値目標を「売上高3兆3,000億円、営業利益2,000億円、ROA 9%以上」と見直すとともに、新たにROE(※2)を指標に加え2017年度に8%以上を目指すことと致しました。なお、17Vの基本的な枠組み、すなわち「現領域の変革・伸長」、「融合領域への展開」、「新規領域への挑戦」などの成長戦略については変更しておりません。

新たに掲げた数値目標はいずれも高いハードルであり、容易に達成できるものではありません。しかし、「萬事入精」の精神でグループ全員がベクトルを合わせて一丸となり、それぞれの目の前の課題を一つ一つクリアしていけば、「新たな17V」実現、そして将来のあるべき姿「Glorious Excellent Company」への道筋が見えてくるものと信じております。

皆様にも、引き続きご支援ご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

※1
ROA: 当社では、ROAとして「投下資産営業利益率」という概念を使っております。
※2
ROE: 自己資本当期純利益率

社長 松本 正義


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