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2007年 SEWT

SEI CSR EYE THAILAND

タイ人主導運営を目指すSEWT。品質管理、安全衛生面で優れた成果をあげています。

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安全活動(障害件数推移)
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自動車のワイヤーハーネス生産を目的に1994年に設立されたSEWT。現地従業員の技術を高めるために2000年にテクニカルトレーニングセンターを開設してか らは月間出荷量が1~2年ごとに倍増し2006年には月間出荷量400千MH(人・時間)を達成しています。

会社運営方針の筆頭に掲げているのが「風通しの改善」。社内・社外に壁を作らず、性別・年齢・学歴・人種・宗教は一切無関係の実力本位とし、2番目に「自主性尊重」3番目に「タイ人主導運営」としています。主役はタイ人、日本人は脇役と明言するほどSEWTは現地に溶け込んだ運営を行っています。安全活動において社長直轄の現地スタッフによる安全管理リーダーが統括し、年々事故ゼロに近づき、タイ王国から安全衛生優秀賞を3年連続受賞しています。また、品質改善活動においても顧客流出不具合件数は年々減少しており、優良モデル工場を目指しています。現在、サイアム、アマタ、セントラルと工場ごとに管理テーマが絞られ、目標に向かって努力しています。

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    4万坪の敷地で数千人働いている工場で労働の質やモチベーションをいかに高めていくか。PK(ピカピカ)活動やベンチマーキングなどのチェック体制を強化するのも重要ですが、従業員が自ら考え行動し、成功の喜びを感じてそれぞれが成長していくことが大事です。そして、ルールの整理と定着化。地道な活動が大切です。

    SEWT社長 尾島 邦夫

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    安全・品質管理のリーダーとして、きめ細かくマネージメントしています。女性が働きやすい会社、思いやりのある会社という明快なテーマを掲げ、清潔でキレイな工場を追求しています。愛情と熱意を持ってスタッフと接していれば問題の発見と解決も早く、目標を共有することの大切さを日々実感しています。

    SEWT人事マネージャー NUCHAREE UTTANON

※2007年6月取材

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