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プレスリリース

「質の高いエネルギーインフラの事業実施可能性調査事業」に採択

製品・技術情報

2017年10月31日
住友電気工業株式会社

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、経済産業省が公募する「平成29年度 質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業」に、「東アジア地域における下水再利用プラント整備事業に関する事業実施可能性調査」を応募し、調査委託先として採択されました。

本事業は、新興国を中心に成長が見込まれる水・鉄道・電力・プラント分野のインフラ需要に応えるとともに、日本企業の技術・ノウハウを活かしたインフラプロジェクトを積極的に海外展開することを目的に、事業実施可能性調査を行うものです。

当社は、慢性的な水不足が課題となっている東アジアの一部地域において、省エネ性などに優れるポアフロン®水処理膜を使用する再生水処理設備の設置や、再生水の供給を含む運営維持の管理体制に関する事業実施可能性調査を行い、水不足解消の実現に向けた課題解決方法の検討を図っていきます。

当社はこれからも、ポアフロン®水処理膜をはじめとした水処理事業を推進することで、世界の水環境・エネルギー問題の解決へ貢献してまいります。

ポアフロン®水処理膜の特長

  • PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製の中空糸膜*で、高い柔軟性により膜が揺れやすい特性から、膜が汚れにくくなっています。
  • 単一素材でできた中空糸膜としては、他の素材と比較し8~10倍の強度を実現しています。
  • ストロー状の中空糸膜を数百本から数千本束ねた膜モジュールをキーパーツとし、膜浸漬槽、ポンプ、散気ブロア、制御盤など全装置をパッケージ化した排水処理装置の形態でも販売しており、高集積配置した膜モジュールに合わせた効率散気設計により、最小限の機器構成で省エネ運転を実現できます。

* 中空糸膜: 細い中空繊維の表面に、サブミクロンの微細な孔が多数あいたストロー状のろ過フィルター。

以上

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